カンボジア〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】カンボジア王国(カンボジアおうこく)、通称カンボジアは、インドシナ半島に位置する東南アジアの立憲君主制国家。東にベトナム、西にタイ、北にラオスと国境を接し、南は南シナ海に接する。首都はプノンペン。国民の90%以上がクメール語(カンボジア語)を話し、仏教(上座部仏教)を奉ずるクメール人(カンボジア人)である。2009年のGDPは約108億ドル(約0.9兆円)であり、鳥取県の半分程の経済規模である。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】この国の中心には国際河川の大河メコン川が流れ水運を担っている。主食は米で稲作農業が盛んである。この国の中央付近にはトンレーサープと呼ばれる大きな湖があり、その北方にはクメール王朝の遺跡として世界的に有名なアンコール・ワットやアンコール・トムといったアンコール遺跡(1992年、世界遺産登録)が存在する。〜ワールドメイト〜国土の大部分は海抜100m以下であるが、プノンペン西方にカルダモン山脈が連なり、最高峰プノン・アオラル山(1813m)がある。モンスーン気候帯に属し、5〜10月が雨季、11〜4月が乾季である。雨季にはタイ湾からの風で気温は22度Cまで下がり、乾季には北東風で40度Cまで上がる。雨季のメコン川の増水でトンレサップ湖に逆流し、湖面積がほぼ10倍に拡大する。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】カンボジア国内にはかつての内戦の影響でたくさんの地雷と不発弾が埋まっており、それらの場所の多くには危険標識が立てられているものの、カンボジアの子供達は母国語であるクメール語の文字が読めないために誤って危険地帯に入ってしまうという問題があった。そのためJMASなどの日本のボランティアでは、子供でも理解できるポスターを作ったり、わかりやすい地雷の標識を設置するなどの活動をしている。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】ノロドム・シハヌーク国王の下で1949年にフランスから独立後、ベトナム戦争が始まると国内は不安定化し、アメリカと南北ベトナムが介入し内戦状態となった。1968年には米軍の空爆が始まり、1970年には親米派のロン・ノル将軍のクーデターによりシハヌーク国王が追放され、クメール共和国が樹立された。〜ワールドメイト〜内戦は一層激化し、空爆がカンボジア全域に拡大され数十万人が犠牲となると、クメール・ルージュ勢力の伸張をまねいた。1975年、極端な共産主義を掲げるクメール・ルージュの独裁者ポル・ポト政権が成立。1979年までに、旱魃、飢餓、虐殺などで100万人以上とも言われる死者が出た(内戦前の最後の国勢調査が1962年であり、それ以後の正確な人口動態がつかめておらず、死者の諸推計に大きく開きが出ている)。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】1979年にベトナム軍が侵攻しポル・ポト政権を打倒。その後ポル・ポト派含む三派とベトナム、ヘン・サムリン派との間で内戦が続いた。1989年にベトナム軍が撤退、1991年10月にパリ和平協定が結ばれた。1992年3月から国際連合カンボジア暫定統治機構による統治が開始され、1993年には国連監視の下で民主選挙が実施された。〜ワールドメイト〜この時の国連の代表が日本の明石康である。9月に制憲議会が新憲法を発布し立憲君主制を採択、ノロドム・シハヌークが国王に再即位した。2009年12月18日、カンボジア特別法廷は、キュー・サムファン元国家幹部会議長を大虐殺(ジェノサイド)罪でも訴追することを通知した。法廷は、16日までにヌオン・チア元人民代表議会議長、イエン・サリ元副首相の二人にも大虐殺罪適用を決定している。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】家体制は国王を元首とする立憲君主制である。現在の元首は2004年10月に即位したノロドム・シハモニ国王。立法府たる国民議会は両院制を採用しており、議員は直接選挙で選ばれる。カンボジアでは、クメール・ルージュ時代にほとんどの法律家(裁判官、検察官、弁護士)が殺害され、法律及びその資料も廃棄された。〜ワールドメイト〜カンボジアが近代国家として再生、発展していくためには、0に近い状態から民法や民事訴訟法などの基本法典を整備し、それらを運用する裁判官、弁護士などの法律家を育成することが不可欠であるが、これらの法整備支援を行っているのは日本である。民事訴訟法は、2007年7月から既に適用を開始しており、また、民法も適用にまでは至っていないものの、2007年12月8日に公布されている。カンボジア憲法には、内政不干渉、紛争の平和的解決、永世中立が明記されている。〜ワールドメイト〜
医療事情
【ワールドメイト】特定のプライベートクリニック(外来)で、日本のクリニックと同等の診療が可能です。病院(入院)の場合は、一部私立病院を除き劣悪な環境なので、バンコク又は、シンガポールに搬送されることになります。(海外旅行傷害保険が必要です。)〜ワールドメイト〜気候は大きく雨季(6月〜11月)と乾季(12月〜5月)に分かれ、気温は年間を通じて高い熱帯性気候です。雨季は1日に数時間雨が激しく降り,町のあちこちに水たまりができます。乾季の12月から3月中旬は湿度が低く比較的過ごしやすくなりますが、3月後半から5月にかけては非常に暑さが厳しくなります。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】カンボジアは70年代のポルポト政権時代に医師を含めた多くの知識層が殺害されたため、医療制度が崩壊し現在再構築している状態です。従ってカンボジアの医療施設・医療レベルは、アジアでもかなり遅れています。現在、民衆に衛生知識の普及を行っているところです。入院した場合は、介護から食事の世話まで家族がする必要があります。〜ワールドメイト〜病院食はありません。入院や手術、精密検査が必要となった場合はバンコクやシンガポール(症状によっては日本)に行く必要があります。プノンペン市内やシアムリアップ市内には外国人向けのクリニックがあり初期治療が可能です。〜ワールドメイト〜
【ワールドメイト】専門医(眼科・耳鼻科・皮膚科・循環器などほとんど全ての診療科目)による診察が必要となる場合はバンコクに行くことをお勧めします。また、当地のクリニックを通してバンコク等へ緊急移送される場合は必ず支払保証の確認(専用飛行機での輸送費、約3-4万ドル)が行われますので、十分な額の海外旅行傷害保険に加入する必要があります。〜ワールドメイト〜プノンペンやシアムリアップ以外の地域では外国人向けのクリニックはありません。医師を含め英語での意思疎通は困難です。むしろフランス語を解する医療関係者のほうが多くみられます。〜ワールドメイト〜
◆かかり易い病気・怪我〜ワールドメイト〜
(1)急性胃腸炎:【ワールドメイト】細菌・ウイルスによるものが多く、腹痛・下痢(時により発熱や嘔吐)といった症状が起こります。原因となる細菌・ウイルスによっても飲食後発生する時間や症状が異なります。脱水にならないようにココナツジュース・スポーツドリンク・お茶などで水分補給をすることにより数日で回復することが多いですが、血便、下痢の続く場合や幼児や体力のない人は、点滴・抗生剤治療・検査が必要な場合もあり、医療機関を受診してください。〜ワールドメイト〜
(2)デング熱:【ワールドメイト】蚊(ネッタイシマカ。日中に活動する)に媒介されるウイルス性感染症です。都市部でも多く発生しており、蚊が発生しやすい雨季には患者が増加します。通常蚊にさされて5日前後で高熱・頭痛(眼の奥が痛むことがある)・関節痛・筋肉痛・食欲の減退といった症状が突発します。治療薬・ワクチンがないため、安静と対症療法になります。時に、デング出血熱に移行し死亡する人もいます。発熱3日目に血液検査を受けて、診断の確定と出血傾向の有無を確認するのがよいでしょう。網戸、長袖、長ズボン、虫除けスプレー、蚊取り線香などを使い、蚊にさされないように防御する事が一番重要です。〜ワールドメイト〜
(3)寄生虫:【ワールドメイト】アメーバー赤痢、ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)等が存在します。これら寄生虫が混入している水・飲食物を飲食することで感染します。発熱は少なくて、血便・下痢・腹痛、腹部の不快感が主な症状ですが、下痢・軟便だけが続く場合もあります。これらの症状が続く場合は便の検査で寄生虫の有無・種類を確認し、抗寄生虫薬(メトロニダゾールなど)の内服が必要です。もちろんそれ以外の寄生虫も存在していますので、水・氷や生野菜には十分注意してください。〜ワールドメイト〜
(4)交通事故:【ワールドメイト】バイクに乗っている人の90%が無免許と言われており、交通ルールを知らないのでみんな自由に運転しています。最近、ヘルメット着用・ミラー装着に対する取り締まりは開始されましたが、無免許運転は放置されたままです。運転免許取得手続きが希望者の増加に対応できないため、現状は当分続くと思います。道路を渡るときはもちろん、道路を歩くときも常に前後左右を注意しないと事故に巻き込まれます。〜ワールドメイト〜
(5)マラリア:【ワールドメイト】マラリア原虫を持つ蚊(ハマダラカ)に刺されることで感染します。主として森林地帯、タイ、ベトナムとの国境周辺部で発生しており、プノンペン・シアムリアップ市内で感染することはほとんどありません。多少の増減はありますが1年を通じ発生しています。カンボジアでみられるマラリアの約90%が熱帯熱マラリアで、残り10%が三日熱マラリアです。〜ワールドメイト〜熱帯熱マラリアは治療が遅れると命にかかわる怖い病気です。潜伏期間(感染しているが症状がまだ出ていない期間)が約1〜2週間(ほとんどが1ヶ月以内に症状が出ます)あり、突然の高熱がおこり、熱の上がり下がりは不規則です。三日熱マラリアはほぼ48時間ごとに高熱→発汗多量→解熱といった規則性があります。治療はメフロキン、アーテスネイトの抗マラリア薬を使用しますが、必ず医療機関を受診してください。〜ワールドメイト〜